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国分寺駅から北へ、小平市の典型的な武蔵野台地の一角に建つ賃貸共同住宅。ロの字型の3階建て住棟配置によるプライベートな中庭を中心に、のびやかな空間を目指した。
中庭側の水平線を強調したデザインに対して、街路側に垂直線を強調したデザインを対比させ、住棟間の渡り廊下部分を薄く見せることで、内・外が格子越しに透けて見える、視覚の広がりを期待した。 住戸はゆとりのある1LDK(約40㎡)から3LDK(約75㎡)まで、分譲共同住宅と同程度の仕様で仕上げ、地域の賃貸共同住宅との差別化を図った。 けやき・くぬぎ・こなら・しらかしと言った既存の高木を保存・場内移植し、ラフな石垣、２段植栽など、新築でありながら年月の経った雰囲気の外構計画を目指した。 |
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