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宮脇檀建築研究室在籍中に担当した研修所の増築工事。既存研修所の中庭に宿泊・研修施設として建設された。
2階宿泊室を小屋裏部屋的に扱うことにより建物ボリュームを押さえ、中庭への圧迫感を軽減した。 宿泊・研修を施設としてではなく、住宅や別荘の落ち着きを持った空間の中で行われることを試みた。 構造は在来木造、4.5寸角の柱を基本とし、建物全体を断熱材150mmですっぽり魔法瓶のように包み、木製断熱サッシと会わせ、 高断熱建物とした。また、吸音材、遮音シートを組合せた間仕切壁、防音扉により、研修所としての遮音性能を確保した。 暖房は床暖房、ラジエターパネルによる輻射暖房、冷房はヒートポンプ式個別冷房。ダクトは全てグラスウールダクトを採用し、音の影響に配慮した |
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